三菱ふそうの小樽販社で起きたトラック販売詐欺を追う
陥った“負のループ”

事件の舞台となった三菱ふそうの販売会社「北海道ふそう 小樽支店」(小樽市港町1丁目)
営業マンが繰り返した架空取引で6千万円の被害を受けた取引業者大手商用車メーカー、三菱ふそうトラック・バス(本社・神奈川県川崎市/フランツィスカ・クスマノ社長)の販売会社である北海道ふそう小樽支店の営業社員が架空取引を繰り返し、取引先に大きな被害を与えていることが取材で分かった。昨年9月、この取引先は営業社員の求めに応じ、融資を受けて中古トラック3台を合計約6350万円で三菱ふそうから購入したが、ほどなくこの契約が架空取引だったことが発覚。取引先は「騙された」と返金を求めたが、10カ月経った今も三菱ふそう側は支払いを拒んだままだ。いったい小樽支店で何が起きていたのか──。(本誌編集長・工藤年泰)
実在しなかった転売案件
小樽支店の営業社員が作成したT社宛の請求書の一部 ※加工部分は本誌

小樽支店の営業社員が作成したT社宛の請求書の一部 ※加工部分は本誌
目次へ
© 2018 Re Studio All rights reserved.