Motorsports
誰もがモータースポーツを楽しめる場所に
厚田サーキットでレーサー気分
仏Sodi製の安全ゴーカート導入

2026年06月号

導入された7台のSodi製ゴーカートをアピールする成田オーナー(4月23日午前、厚田サーキット)

 大型連休を前に、5月号で紹介した「厚田サーキット」(石狩市厚田嶺泊)にフランス「Sodi」(ソディ)製ゴーカート7台が導入された。黄色い車体が映えるこのゴーカート、最高速度は時速70キロメートルだが、低い車高のため体感速度は150キロメートルにもなる。記者も試走させてもらったが、迫力十分。風を切る感触を体感でき、オートマなためアクセルとブレーキ操作だけで気軽にレーサー気分が味わえる。
 厚田嶺泊の覆道を抜けてすぐ右折し林道を進んだ先にある厚田サーキットは、1周800メートル、高低差7メートル、コーナー8カ所がある本格的なコースで、開業は27年前。これまではモータースポーツのコアなファンが自分のバイクやゴーカートを持ち込んで楽しむスタイルが中心だったが、2年前に前オーナーからサーキットを譲り受けた成田有理子さんは、こうした運営を転換。モータースポーツを誰もが楽しめる開かれたスポットを目指し、敷居を低くする取り組みを始めた。
 その一環として選んだのが15歳以上、身長145センチメートル以上なら初心者でも乗ることができるSodi製のカート。日本の輸入元であるハーバースタイル(千葉県四街道市)の伊藤隆広代表取締役との縁が今回の導入に繋がった。
 このカートは安全設計が売り。衝撃吸収バンパーやフルカバーカウルを装備するなどハード面のほか、スタッフが危険と判断した場合は、ボタンによる遠隔操作で全7台や1台ごとに速度を低下させたり停止させることができ、ソフト面の安全性も担保されている。フルフェイスのヘルメットや手袋、長袖、長ズボン、シューズの貸し出しもあるため、手ぶらで普段着のまま来ても楽しむことができる。
 料金は1回6分(約7周)2800円から(初回会員登録料で500円が別途必要)。成田さんは地元の商工業者などとも連携し、開かれたサーキット場を目指しており、地域で新たな役割を果たしていく考えだ。
 問い合わせは、☎090・5678・9071(成田さん)まで。

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