札幌の人気フットサルスタジアムに異変【2】
突如、奪われた職場
記者の取材に応じたセブンスギアのアルバイトスタッフたち
(4月4日午後、札幌市内)
乗っ取り騒動後に追い出されたアルバイトの若者が本誌に告発
先月号で報じた札幌市東区にある「フットサルスタジアム蹴(しゅう)」の乗っ取り騒動の続報だ。昨年9月、ここを運営する株式会社セブンスギアの業務を取り仕切っていた常務取締役が突如解任され、代表取締役が交代する中で、蹴や関連施設で働いていたアルバイトや正社員の大半が説明がないまま出勤停止となり、当時からこれまでの給料が払われていないことが取材で分かった。新たに代表取締役となった人物が差押債権取立請求訴訟で一昨年に札幌地裁から支払い命令を受けていた不祥事も明らかに。市内で屈指の人気を誇るフットサル場でいったい何が起きているのか──。
(本誌編集長・工藤年泰)
社員やアルバイトの若者達を襲った予期せぬ「会社の異変」
「フットサルスタジアム蹴」の外観(札幌市東区)
上松氏が窃盗容疑で告訴した件では、東警察署がひとまず2台の車を「押収品」として確保し、3月17日に同氏へ返却されたという
蹴ではフットサル用のフローリングコートも備える
「フットサルスタジアム蹴」の外観(札幌市東区)
上松氏が窃盗容疑で告訴した件では、東警察署がひとまず2台の車を「押収品」として確保し、3月17日に同氏へ返却されたという
蹴ではフットサル用のフローリングコートも備える
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