Journal’s Eye
「正義」が「希望」に――

本業の合間のボランティア活動も苦にならないといい、むしろ「楽しくて仕方ない」と稲葉圭昭さん
(札幌市中央区の事務所)
「この世で唯一の正義は、お腹をすかせた子供たちに食べ物を与えることだ――。『アンパンマン』のやなせたかしさんがそう言っていたと聴き『その通りだな』と思ったんです」
噛み締めるように語るのは、北海道警察の元警部・稲葉圭昭(よしあき)さん(72)。地元の札幌で「子ども食堂」を始めたのは、その「正義」を形にしていくためだった。
「それにひきかえ、自分が警察官だったころの『正義』は完全に間違っていた。今はそう実感します」
道警元警部が子ども食堂開設
まずは宅配「誰かがやらなきゃ」

毎日未明、午前1時に起きて卵焼きを作るのが元刑事の日課――手作りのサンドイッチは地域の惣菜店の看板メニューとなっている(札幌市西区の共栄市場『千徳』)

7月下旬のある日のメニューは、スパゲティナポリタン――「栄養面も考えて野菜を多めにしています」と稲葉さん

初回から「食堂」に協力している竹島悟史さん・紀子さん夫妻は「私たちに限らず『稲葉さんの取り組みなら手伝いたい』という人はたくさんいると思う」(札幌市中央区の『ハサミヤ』)

稲葉さんは厚生労働省関連の公的資格「依存症予防教育アドバイザー」北海道内第1号取得者という顔も持つ(2023年5月、恵庭市で開かれた「北海道依存症者を抱える家族の会」設立総会
毎日未明、午前1時に起きて卵焼きを作るのが元刑事の日課――手作りのサンドイッチは地域の惣菜店の看板メニューとなっている(札幌市西区の共栄市場『千徳』)
初回から「食堂」に協力している竹島悟史さん・紀子さん夫妻は「私たちに限らず『稲葉さんの取り組みなら手伝いたい』という人はたくさんいると思う」(札幌市中央区の『ハサミヤ』)
7月下旬のある日のメニューは、スパゲティナポリタン――「栄養面も考えて野菜を多めにしています」と稲葉さん
稲葉さんは厚生労働省関連の公的資格「依存症予防教育アドバイザー」北海道内第1号取得者という顔も持つ(2023年5月、恵庭市で開かれた「北海道依存症者を抱える家族の会」設立総会
目次へ
© 2018 Re Studio All rights reserved.